除毛クリームは脱毛できない?除毛クリームの仕組みや使い方を徹底解説!

記事更新日:2020年05月27日

脱毛の豆知識

自宅脱毛

除毛クリームは脱毛できない?除毛クリームの仕組みや使い方を徹底解説!

自宅で手軽にムダ毛処理ができるだけでなく、処理後の手触りも良い除毛クリームは男女問わず人気があります。

 

しかし、サロン経営時代のお客さまの中には、除毛クリームによるひどい肌荒れを起こしている人もいました。

除毛クリームは手軽な反面、正しく使用しないと火傷を引き起こすこともあり、たいへん危険です。

  

あやせさおり

今回は、正しい使用方法やコツなどをご紹介します。

 

 

 

1.除毛クリームは皮膚表面の毛を溶かすもの!

除毛クリームは、皮膚表面に生えている毛を溶かして処理するクリームです。

 

除毛クリームには「チオグリコール酸カルシウム」というアルカリ性の薬剤が含まれており、酸性であるタンパク質を分解することができます。

 

毛の主な成分はタンパク質であるため、アルカリ性の除毛クリームを使用すればムダ毛が溶けて除毛効果を得られます。

 

皮膚の表面に見えている毛であれば溶かすことができるので、脇や脚、腕などのムダ毛処理に使用可能です。

 

ただし、除毛クリームはあくまで除毛なので脱毛効果は得られません。

 

そもそも脱毛とは、毛根にダメージを与えて毛の成長を抑制するものです。

つまり、毛根に作用しない自己処理方法は全て、一時的なムダ毛処理と考えておきましょう。

 

ちなみに、一部で「除毛クリーム」のことを「脱毛クリーム」と紹介されていますが、これらの理由から決して「脱毛」はできません。

くれぐれも惑わされないようしてくださいね。

1-1.除毛クリームによるムダ毛処理で必要なものは?

スパチュラ(ヘラ)

タオル

新聞紙

ティッシュペーパー

使い捨てのビニール手袋

キッチンタイマー

保湿用化粧品

  

除毛クリームを塗るときには、スパチュラ(ヘラ)があると便利です。

手でも塗布できますが、スパチュラを使用した方がムラなく広範囲に塗れるので、あれば使用しましょう。

 

タオルは、除毛クリームを塗る前に肌を洗って清潔にした後、水分を拭き取るときに使用します。

肌を傷付けないように、柔らかいものを用意すると安心です。そして、除毛クリームが床に落ちないように新聞紙を敷きましょう。

 

さらに手元にティッシュペーパーがあると、余分な除毛クリームを拭き取るときや、誤って床などに落ちたときに拭き取れるので便利です。

 

使い捨てのビニール手袋があると、手を汚すことなく処理できるので、あれば利用しましょう。

 

除毛クリームは、指定の放置時間より長く肌に乗せて置くと、刺激が強いためとても危険です。

キッチンタイマーなどで時間を正確に計り、あらかじめ保湿用化粧品も用意しておきましょう。

保湿剤は、除毛クリームによって刺激を受けた肌のアフターケアに使用します。
 

 

 

2.除毛クリームによるお手入れ方法

除毛クリームのお手入れ方法はいくつか工程を踏む必要があります。

安全かつきれいにムダ毛処理を進めるためにも、あらかじめお手入れ方法を確認しておきましょう。

 

1.脱毛箇所を清潔にする
2.除毛クリームをスパチュラもしくは手で塗る
3.説明書きにある指定時間放置する
4.除毛クリームをスパチュラなどで取り除く
5.洗い流す
6.保湿用化粧品でアフターケアを行う

   
 
それぞれ順番に詳しくご紹介します。

2-1.脱毛箇所を清潔にする

除毛クリームでムダ毛処理をしたい場所を優しく洗って清潔にしましょう。

洗浄が終わったら、用意しておいた柔らかいタオルで優しく水分を拭き取りましょう。
タオルで押さえるようにして水分を吸収させると、肌への負担が少なくなります。
水分が残っているとクリームが薄まって垂れやすくなるだけでなく、除毛効果も弱くなってしまうことも。水分を残さないように注意しましょう。
 

2-2.除毛クリームをスパチュラ(ヘラ)もしくは手で塗る

除毛クリームをムダ毛処理をする場所に塗ります。

このときスパチュラ(ヘラ)があれば使用しましょう。
なるべく全体的に1~3㎜程の厚さで均一になるように塗ります。
 

2-3.説明書きにある指定時間放置する

説明書きにある指定時間まで放置します。

放置中にヒリヒリしたりかゆみが出たりなど、肌に違和感があるときは無理をせず使用を中断しましょう。 

2-4.除毛クリームをスパチュラなどで取り除く

時間が来たら、肌にある除毛クリームをスパチュラなどで取り除きましょう。

スパチュラを肌の上を滑らせるようにすると、きれいに取り除けます。
もしスパチュラがない場合は、柔らかいスポンジ・ティッシュ・タオルなどで拭き取っても問題ありません。
ただし、強くこすることは止めましょう。
 

2-5.洗い流す

除毛クリームが取り除けたら、最初と同じようにぬるま湯で優しく洗い流します。

このとき除毛クリームが全て洗い流せているか確かめてください。

肌に除毛クリームが残っていると、炎症、火傷などの肌トラブルを引き起こす原因になります。

 

除毛クリームと反応してしまい肌荒れの危険性があるため、アルカリ性の石鹸・ボディソープの使用は厳禁です。弱酸性のものを使用しましょう。
 

2-6.アフターケアとして保湿を行う

除毛クリームをしっかりと流したら、水分を優しく拭き、すぐにお手入れ箇所を保湿しましょう。

お手入れ直後は、肌に優しいローションやジェルを使用して、クリームやオイルなどの重めのテクスチャは控えましょう。

  

除毛クリームの手順は、以上の6項目です。

 

肌が敏感な人や初めて使用する場合は、必ずお手入れ箇所近くの目立たない場所でパッチテストをしてください。

 

また、生理中などその日の体調などによっても肌トラブルが起きてしまうこともあります。

毎回パッチテストをすると、より安全にお手入れできるので心がけましょう。

3.除毛クリームの知識をさらに高めるQ&A

除毛クリームの基本が分かったところで、さらに知識を高めて安全に使用しましょう。

多くの人が疑問・不安に思うものをQ&Aとしてまとめました。

 

Q1.除毛クリームの金額は?

多くの除毛クリームが1,000円程度から購入できます。

商品やメーカーによっては3,000円~10,000円と高価なものも。

初めて使用するなら、ドラッグストアで手軽に購入できるものが挑戦しやすくおすすめです。

 

Q2.処理するためにどれくらい時間がかかるの?

多くの商品は、5~15分程度の放置時間となっています。

 

指定時間よりも長く放置しても肌への負担が大きくなるだけで、除毛効果に大きな差はありません。

肌トラブルなどを避けるためにも、指定放置時間を必ず守りましょう。

 

Q3.ツルツルな状態はどれくらい続く?

個人差はあるものの、カミソリによる自己処理とほとんど同じです。

 

1週間程度でムダ毛が目立ち始めるので、ツルツルの状態を保つには週1ペースでお手入れを繰り返す必要があります。

 

Q4.除毛クリームで毛は薄くなる?

除毛クリームは「脱毛」ではなく「除毛」なので、永久脱毛のような効果はないです。

 

毛根にダメージを与えるわけではないので、毛が薄くなる期待はできません。

 

Q5.アフターケアは何をしたらいい?

保湿や冷却をしましょう。

基本的に、保湿のみで問題ありませんが、熱を持っているときや炎症している、ヒリヒリする、かゆいなどの症状があれば冷やすと楽になります。

 

冷やしすぎを防ぐためにも、保冷剤よりも冷タオルなどを使用しましょう。

  

4.ブラジリアンワックスとの違いは?

除毛クリームとブラジリアンワックスは、仕組みや持続期間などが大きく異なります。

名称 仕組み 持続期間
除毛クリーム クリームによって毛を溶かす 1週間程度
ブラジリアンワックス ワックスによって毛を引き抜く 2~3週間

 

ブラジリアンワックスは、ワックスをムダ毛に密着させて、不織布で毛根から一気に引き抜くという昔ながらの脱毛方法です。
  
ブラジリアンワックスは、はちみつや砂糖、水などから作られており肌を傷める成分は入っていません。

  

持続期間は、毛根から毛を抜くので2週間程度
  
デメリットを挙げるなら引き抜くときの痛みですが、何度かお手入れをしていると慣れるものなのであまり不安にならなくても大丈夫です。

  

一方で除毛クリームは、アルカリ性の性質を活かしタンパク質である毛を溶かすものです。
  
刃物を使わないので安全そうに見えますが、実は私たちの肌もタンパク質から出来ているため皮膚が溶けてしまう可能性も高く、肌荒れなどが起こりやすくなっています。
  

ただ、放置時間を守ること、きちんと洗い流すことを徹底すれば問題ありません。
  
持続期間はブラジリアンワックスよりも短く、1週間程度となっています。

  
持続期間が長い方がいい、痛みには強いという人はブラジリアンワックス、持続期間が短くても痛みがなく手軽にお手入れしたいという人は除毛クリームを使用すると理想のお手入れができるでしょう。

 

 

4.除毛クリームのメリットとデメリット

4-1.メリット

お風呂ですぐにお手入れできる

即効性がある

金額が安い

チクチクしない

4-2.デメリット

VIO(特にIO)に使えないことが多い

すぐに毛が生える

毛量調節できない

肌荒れしやすい

火傷をすることもある

ニオイがきつい

  

メリットに挙げた、お風呂でお手入れできるものは商品によって異なるので、きちんと確認してから始めましょう。

 

5~10分でムダ毛をきれいに除毛できるところが1番のメリットですね。金額も安く、仕上がりもカミソリで処理したときと違ってチクチクしません。

 

ただ除毛クリームはデメリットも多くあり、特にVIOへの使用には注意が必要です。

Vラインはお手入れできても、ほとんどの商品がIOラインへの使用を禁止しています。

 

先程お話ししたように、毛と一緒に皮膚も溶かしてしまうほど刺激の強いものなので、粘膜が近いIOラインに使用するのはとても危険です。

Vラインを処理する場合も、デリケートゾーン用の除毛クリームを必ず使用しましょう。

 

除毛クリームは肌の表面に見えている毛を溶かしているだけなので、すぐに毛は生えてきてしまいます。

さらに、クリームによるお手入れなので毛量を調節することはできず、Vラインの形も整えにくいです。

 

「チオグリコール酸カルシウム」は肌への刺激が強いので、肌荒れを引き起こすだけでなく火傷をする危険性もあります。

肌が弱い人や使用直後の日焼けはたいへん危険なので、くれぐれも取り扱いに注意してください。

 

また、除毛クリームはパーマ液のようなニオイがきつい商品が多く、実際私が昔使用したときはむせてしまうほどでした。

ニオイに敏感な人は注意してくださいね。

 

このようにデメリットが目立ってしまう除毛クリームですが、使用方法をきちんと守ってお手入れすれば手軽にツルツル肌になれますよ。

 

5.除毛クリームの選び方を覚えよう

あやせさおり

除毛クリームを選ぶ際のポイントをご紹介するので、購入するときにチェックしてみてくださいね。

5-1.肌に優しい成分でできているものを選ぶ


 

保湿成分が含まれている除毛クリームを選びましょう。

肌に刺激を与える除毛成分を含んでいるので、使い心地を優しくするために保湿成分を含んでいる除毛クリームがほとんどです。

保湿成分は、アロエエキスや大豆エキス、甘草エキスが代表的なものとなっています。

これらが含まれていても心配な場合は、「敏感肌用」「低刺激用」を選ぶと安心です。

商品によっても使い心地が異なるので、パッチテストは忘れずに行いましょう。

 

5-2.医薬部外品を選ぶ


 

医薬部外品の商品を選ぶようにしましょう。
  
医薬部外品とは「厚生労働省に効果・効能が認められた有効成分を一定量含んだ商品」のことで、安心して使用できます。
  
パッケージに必ずその旨が明記されているので、チェックしてから購入しましょう。

 

5-3.固めのテクスチャのものを選ぶ


除毛クリームは液だれしにくい方が扱いやすいので、固めのテクスチャのものを選びましょう。
  
固めのテクスチャだと、均一に塗りやすく密着度も高いのでおすすめです。

  

6.おすすめの除毛クリーム

あやせさおり

最後に、おすすめの除毛クリームをご紹介します。
  
購入時の参考にしてくださいね。

 

 

 

 

 

 

今回ご紹介した除毛クリームは、全て医薬部外品です。

これらの他にもたくさんの除毛クリームがあるので、使いながら好みの商品を探してみてくださいね。

7.まとめ