妊娠したら脱毛は休むべき?赤ちゃんへの影響は?妊娠中のムダ毛への不安を解消しよう

記事更新日:2020年07月28日

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私がサロン経営をしているとき、お手入れ中に妊娠をしたお客様がいました。

     

お手入れ中に妊娠することは珍しいことではありません。
   


また、「妊娠したけれどこのままお手入れを続けたい」と希望する方もいました。

     

「妊娠中でも脱毛を続けたい」と考える主な理由

「マタニティフォトを撮りたい」

「結婚式を控えている」

「診察時にデリケートゾーンを見られるからきれいにしておきたい」

「妊娠してから毛が濃くなった」という方が多かったです。

「赤ちゃんが産まれたらお手入れに来れないから続けたい」

あやせさおり

しかし、このような希望を持っている方のほとんどが 「妊娠中に脱毛のお手入れをしても大丈夫なのか?」 と心配しています。

 
妊娠中の脱毛が、妊婦や胎児にどのような影響を与えるのかをお伝えしましょう。

  

   

1.妊娠中の脱毛の影響について

あやせさおり

妊娠中の脱毛に関わる影響について不安に思っていることはこのようなことが挙げらます。

妊婦さんによくある脱毛に関する4つのお悩み

妊娠中に光(レーザー)脱毛しても大丈夫?

妊娠中に除毛クリームを使っても大丈夫?

妊娠に気づかず光(レーザー)照射をしてしまったけど、胎児に影響はある?

脱毛を途中で休んだら効果がなくなる?

Q. 妊娠中に光脱毛やレーザー脱毛しても大丈夫?

妊娠したら脱毛は休みましょう。


基本的に、 脱毛サロンも医療クリニックも 妊娠をしたら脱毛を休むことになります。

     

これは、光やレーザーが胎児に影響があるからではありません。
     
妊娠中の肌は、敏感になっていることが多いからです。
     
普段なら問題のないことでも、妊娠中に行うと肌トラブルを引き起こすことが珍しくありません。

     
脱毛の光やレーザーもその1つです。
     

いつもは痛みも少なくアフターケアをすれば問題なかったものが、 痛みを強く感じたり炎症を起こしてしまったりというケースもあります。
   

 

Q. 妊娠中に除毛クリームを使っても大丈夫?

胎児に影響はありませんが、妊娠中の除毛クリームは避けましょう。


妊娠前でも、除毛クリームは肌にとって大きな刺激となっています。
   

炎症・かぶれ・肌荒れを引き起こすことが非常に多いです。
   

除毛クリームは、ムダ毛の主成分であるタンパク質を溶かして処理をします。
   

そして、私たちの肌もタンパク質です。

   
除毛効果の高いクリームは、 肌にとって刺激の強いものであることを忘れないようにしましょう。

   

Q. 妊娠中に脱色クリームを使っても大丈夫?

除毛クリームと同様、皮膚に塗るものなので胎児に影響はありません。


しかし、肌トラブルを考えると避けた方が良いです。
   
カミソリなどで剃るよりも、自然にムダ毛が目立たなくなることで愛用者が多い脱色クリームですが、肌への刺激は強くなっています。
   
妊娠していなくても、肌トラブルを引き起こすことが多いものです。
   
妊娠中は肌がいつも以上に敏感になっているので、避けてほしいお手入れ方法となります。
   
結論:脱色クリームも刺激が強いので妊娠中は避けましょう。
   

 

Q. 妊娠に気づかず光(レーザー)照射をしてしまったけど、胎児に影響はある?

光脱毛とレーザー脱毛は妊娠中に行っても、胎児に影響はありません。


妊娠に気づかずに照射をしてしまった方は少なくありません。
   

脱毛の光は胎児に影響を及ぼすものではないです。
   

皮膚の表面に近い毛根付近までしか光とレーザーは届きません。
   
お腹・VIOなどの胎児に近い部位でも、 子宮に守られているので影響はないと考えましょう。

   

 

Q. 脱毛を途中で休んだら効果がなくなる?

妊娠中に休んでもムダ毛は元に戻りません。


妊娠をきっかけに脱毛を途中で休んでも その後の脱毛効果に影響はありません。

   
毛周期に合わせてお手入れすることが脱毛には大切なので、 休んでしまうと元に戻ってしまうのではないかと不安に感じている方もいます。
   

確かに、毛周期に合わせることは大切ですが、それは照射するときのタイミングの問題です。
   

お手入れを休止しても元に戻ることはありません。

   
そのため、妊娠などで脱毛を休み、毛周期に合わせて照射できない時期があっても、元の状態に戻ることや今後の脱毛に影響を与えることはないです。

   

 

2.妊娠中の脱毛をおすすめしない理由

あやせさおり

妊娠中の脱毛をおすすめしない理由は様々なことが挙げられますが、脱毛がおすすめできない理由を詳しくご説明しますね。

妊娠中の脱毛がおすすめできない3つの理由

妊娠中はホルモンバランスが変化するから

妊娠中は肌トラブルが起こりやすいから

妊娠中はお手入れの体勢が負担になるから

大きな理由はこの3つです。
   
光脱毛やレーザー脱毛は胎児に直接影響を与えることはありませんが、このような理由があるのでお手入れはおすすめできません。
   

それぞれについて詳しくお伝えしますね。

  

NGな理由:ホルモンバランスが変化するから

 
妊娠をすると、ホルモンバランスも変化します。

   

大体、妊娠16週目辺りになるとお腹も大きく膨らんできて悪阻なども落ち着いてくる頃です。
   
そして、それと同時にお腹の毛が多くなったと感じる方も少なくありません。

   
女性ホルモンは、ムダ毛の濃さや周期と深い関係があります。

   

女性ホルモンの分泌量が普段よりも増えていることが影響しています。
   
母乳を出さないようにする・母乳を作る・排卵しないようにするなど女性ホルモンが増える理由も様々です。

   
女性ホルモンが増えると、このような症状が現れることが増えます。
   

女性ホルモンが増えると現れる2つの症状

毛が増える

毛周期が乱れる

  
 
女性ホルモンには毛周期を延ばす働きがあります。

   
そのため、いつもよりも長い期間毛が抜けないので一時的に毛深くなることが多いのです。

   
出産後には、その毛が一気に抜けるのであまり心配はいりません。
   

逆に、妊娠中に毛がなくなる人もいるのでホルモンバランスの変化は個人差が大きいと言えるでしょう。
   
脱毛を効果的に行うには、毛周期に沿うことが大切です。

   

このようにホルモンバランスが変化している時期は、 毛周期は乱れていることが多いのであまりお手入れをしても効果は期待できません。

 
   

NGな理由:肌トラブルが起きやすいから

 
妊娠中は、肌トラブルも起きやすくなっています。

   
普段使用している化粧水や乳液などの基礎化粧品が合わなくなってしまうことがあるくらいです。
   

つまり、普段は何も問題なく行えている脱毛でも、以下のような肌トラブルのリスクが高まります。
   

妊娠中に起こりやすい5つの肌トラブル

乾燥

色素沈着

炎症

かゆみ

湿疹

あやせさおり

このような肌トラブルが発生してしまう恐れがあるので、
妊娠中のお手入れはおすすめできません。

 

NGな理由:お手入れ時の体勢が負担になるから

 
お腹が大きくなってくると、お手入れ時の体勢が負担になってくるので、ベッドに仰向けになることはあまりおすすめできません。

   

気持ち悪くなる・顔色が悪くなる・むくむなどの不快感が現れることもあります。

   

もちろん、背中脱毛などのようにうつ伏せになるものは呼吸がしにくくなるのでおすすめできません。
   

お腹が大きくなると、脱毛をするための体勢をとるのも難しくなってくるのです。
   

3. 妊娠中はほとんどの脱毛サロンで脱毛NG?

妊娠中の脱毛は、ほとんどのサロンがNGとしています。

   

ミュゼプラチナム・銀座カラー・キレイモ・恋肌・ストラッシュなどの人気脱毛サロンはどこも妊娠中の脱毛は中断するようにと案内しているんです。

   

理由はどの脱毛サロンも一緒となっています。

  

 

サロンで妊娠中の脱毛がNGとされている4つの理由

毛周期の乱れから脱毛効果が期待できないから

ホルモンバランスの乱れから肌トラブルが起きやすいから

お手入れ中の体勢が母体に負担がかかるから

妊娠中は体調を崩しやすいから

このような理由から、妊娠中は脱毛を中断することにしているところがほとんどです。
   

むしろ、妊婦さんでも通える脱毛サロンを探す方が難しくなっています。

   
 
 

あやせさおり

妊娠中はサロンでの脱毛NG!が基本です。

 

お手入れ中に妊娠したら、サロンにきちんと伝えよう!

 
妊娠した場合、休会制度がある脱毛サロンが多いです。

     

妊娠が分かった時点で、通っているところに連絡をして休会手続きを取りましょう。

     

ただ、休会制度のないところもあるので確認しておくと安心です。

       

4. 産後いつから脱毛OK?

出産をしてすぐに脱毛を再開してもいいわけではありません。

     

これは、各脱毛サロンによって再開時期の目安が異なっているので要確認です。

     
ミュゼプラチナムは、出産・授乳を終えて生理が2~3回以上来てからお手入れ再開とされています。

     
他にも、キレイモストラッシュ恋肌などは同じ条件で脱毛再開が可能です。
     
ただ、銀座カラーTBCジェイエステティックは生理が来ていれば授乳中でも脱毛を再開してもOKとしています。

     
ただし、脇・胸・乳輪周りはNG。
      

 
 

あやせさおり

基本的に、全身を脱毛できるのは授乳が終わってからと考えておくと安心です。

   

ホルモンバランスが整っていない授乳中にお手入れできる脱毛サロンは少なくないです。
     

ホルモンバランスが整っていないということは、毛周期が乱れている、肌トラブルが起きやすいなどお手入れをするには時期には適していません。

     

授乳中でも脱毛再開できる脱毛サロンに通っている場合も、授乳が終わる頃までは再開を控えた方が効果的に脱毛ができます。

       

5. 妊娠中におすすめの脱毛方法と注意点

妊娠中は、ホルモンバランスの変化でお腹などの体毛が濃くなりがちです。

     

妊娠中の肌は敏感なのでそのままにしておくのがベストですが、マタニティーフォトを撮る、結婚式があるなどの理由からどうしても処理したいケースもあるでしょう。
     

そんなときに自宅でできる自己処理方法をご紹介します。
     
妊娠中でも自己処理しやすい脱毛方法は、 カミソリと電気シェーバーです。
 
 

       

あやせさおり

下記でご説明しますね。

カミソリ:手軽な反面、肌トラブルを起こしやすい

 

1番手軽で簡単なのはカミソリによるシェービングです。

     
ただ、カミソリは肌が敏感なときに行うとカミソリ負けなどの肌トラブルを引き起こすことが多くなります。

     

私が妊娠しているときに1度だけ カミソリでお腹のシェービングをした際、 チクチクしてしてかゆみを感じてしまいました。

     

電気シェーバー:安価ではないものの、肌トラブルが起きにくい

 

1番おすすめなのは電気シェーバーです。

     
私もカミソリでかゆくなってしまうことから電気シェーバーを愛用していました。
   
肌の上を滑らせて毛をカットするので肌トラブルが起きにくいです。
     
脱毛サロンでも、事前処理には電気シェーバーを勧めています。

     

妊娠中の肌に、除毛クリームや脱色クリーム、脱毛ワックスなどの刺激が強い自己処理方法はおすすめできません。
     
どうしてもムダ毛の処理をしたいなら、 カミソリか電気シェーバーでシェービングするようにしましょう。
     

   
また、注意点として肌を保護するためにアフターケアを行いましょう。

   
自己処理後、肌にかゆみなどが出たときは保湿をすることで症状が和らぎます。

     
また、自己処理前にも保湿をすることで肌への負担が減少するので心がけてみましょう。

     
VIOや脚などのお手入れはお腹が大きくなると体勢がつらくなります。
     

特に、VIOは検診時に恥ずかしいからと処理を希望する妊婦が多いですが、医者は見慣れているので、あまり気にしていません。

     

お腹の毛も処理をしていない妊婦がほとんどと聞いています。

     
あまり神経質にならなくても大丈夫です。
 
      
 

あやせさおり

妊娠中は、ムダ毛よりも体を労わってあげてくださいね。

 

6.妊娠中に家庭用脱毛器を使うのはOK?

家庭用脱毛器を妊娠中に使いたいと考える妊婦さんもいますが、答えはNGです。

     
家庭用脱毛器は、照射出力は弱いものの光脱毛器であることに変わりません。

     
何度も伝えているように、妊娠中の肌はとてもデリケートです。

     
家庭用脱毛器の照射出力であっても、肌トラブルがおきてしまう可能性があります。

     
基本的に、妊娠中はあらゆる脱毛器の使用を控えるようにしましょう。

 
 
 

7.まとめ

光・レーザー共に、皮膚表面に近い毛根付近までしか届かないので胎児に影響はありません。

     
脱毛サロンや医療クリニックが妊娠中の脱毛を断っているのは、脱毛効果が減ることや母体や肌への負担が大きくなるためなので、妊娠中の脱毛は控えましょう。

      
多くのサロン・クリニックが再開時期としている生理が安定して授乳期間が終わる頃まではお手入れを休むのがベストです。