VIO脱毛をするときにまず決めなくてはならないのが、アンダーヘアの形についてです。
私が脱毛サロンを経営していたころ、「どの形が人気ですか?」と
お客様から聞かれることも多く、なかなか決められない人も少なくありませんでした。
そこで今回は人気のデザインや男性受けの良いもの、
そしてVIO脱毛をするときに知っておきたい注意点などをご紹介していきます。
1.VIO脱毛のデザインで人気なのはどれ?まずは形をチェック!
VIOの形にはいくつか種類があります。
どのような種類があるのか、そしてどの形が人気なのかをまずは見ていきましょう。
デザインに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてくださいね。
1-1.VIO脱毛の形は主に6種類
まずは、代表的な形から見ていきましょう。
<ナチュラルトライアングル>
いかにも「お手入れしてます」感が出ない、自然な仕上がりが特徴です。
毛の長さは短くし過ぎず逆三角形に整えていくので、ナチュラルでありながらボサボサ感のない仕上がりになります。
<ナチュラルスクエア>
長方形に整えるナチュラルスクエアは、元のサイズより横幅が小さめに仕上がるのが特徴です。
アンダーヘアが四角形に整うのでトライアングルよりは少し作り込んだ形になり、やや幅の狭い水着やショーツでもムダ毛がはみ出すことなく履きこなせます。
<miniスクエア>
「Iライン」とも呼ばれ、細長い長方形に整えるデザインです。
横幅をかなり狭めに整えていくので、細身な水着やショーツを履きこなしたい人におすすめ。
自然な印象ではなく、処理しているのが一目でわかるデザインです。
<オーバル>
角のない形がお好きな方に人気なのが、このオーバルです。
サイドのヘアをカットして小さめの楕円形に整えるので、女性らしいふんわりしたイメージに仕上がります。
<ハート>
VIOラインにもオシャレを取り入れたい方に人気なのがハートの形です。
毛量を自然に減らしつつ、ナチュラルなハートに仕上げます。
<ハイジニーナ>
まったくムダ毛のないツルツルの状態に仕上げるのがハイジニーナです。
どんなデザインのショーツや水着でも履きこなせるうえに、生理時の蒸れや肌荒れも楽になりますよ。
1-2.VIO脱毛で人気の形ランキングTOP3
VIOの形にはさまざまなバリエーションがあるので、迷ってしまうのも無理はないですよね。
<人気ランキング1位>
ナチュラルトライアングル
一番人気は、ナチュラルトライアングルです。
自然な仕上がりを求める人、お手入れをしていることがバレたくない人に人気があります。
<人気ランキング2位>
オーバル
ムダ毛の量を抑えながら、わざとらし過ぎずほんの少しオシャレに仕上げるオーバルも人気の形です。
サイドのヘアをカットしているので、小さめの下着を好む人に人気があります。
<人気ランキング3位>
ナチュラルスクエア
水着やショーツからムダ毛がはみ出さないように整えられて、かつ自然らしさもどこか残るデザインです。
オシャレも楽しみたいけど、わざとらしいのは嫌だという女性から人気を集めています。
1-3.男性受けするデザイン
「海外ではVIOをツルツルにお手入れしているのが常識だよ」なんて話、聞いたことがありませんか?
実際にSNSでこのような投稿が見つかりました。
みんなのレビュー・口コミ
私元カレ帰国子女だったんですけどその時アンダー残してるの日本人だけだよ汚い言われてつるつるにしました…(?´‐`?)
海外で過ごしていた経験のある方は、やはり女性のVIOラインについて気になるようです。
ヤフー知恵袋でも「彼女に希望するアンダーヘアの形とは何でしょうか?」
という質問に対して、以下の回答がついています。
みんなのレビュー・口コミ
見栄えに関しては、
結局脱毛するならハイジーナ一択です。
そこにはないですが、薄いV字は生えててもきれいに見えます。
ハイジーナにしても引かれないと思いますよ。
むしろ自分の清潔感、爽快さをとるならやるべきだとおもいます。
しかし、男性の中には「ツルツルすぎるのはちょっと…」という人もいます。
VIOを無毛に仕上げるハイジニーナは、デリケートゾーンの蒸れ・かぶれなどの悩みから解放してくれるメリットがあるのですが、男性慣れしているように思われること多く、あまり良いイメージを持たない男性もいるようです。
また「ツルツルでなくてもボサボサでなければOK」
「適度にきちんと整えられていたら気にならない」という声も挙がっています。
みんなのレビュー・口コミ
下着から出てなければ何も問題ありません。
人工的に処理した不自然な姿なんかより、素のままの彼女を受け入れたくなります。
(引用元:ヤフー知恵袋より)
どちらかと言えばハイジニーナ派よりも、適度に整えられているナチュラル派のほうが多い印象でした。
2.VIO脱毛をする前に知っておきたい4つの注意点
お好みの形が見つかったからいざVIO脱毛!と意気込む前に、
5つだけみなさんに知っておいてほしいことがあります。
これから紹介する注意点を知らずにVIO脱毛すると、
「こんなはずじゃなかった…」と後悔することもあるので注意してくださいね。
2-1.IラインとVラインの境目に注意
VIO脱毛をするとき、Vラインの形を気にされる方はとても多いですが、IラインとVラインの境目をどうするかについては、意外と気にされていない方もいます。
たとえば、IラインはツルツルでVラインだけムダ毛が残っていると、外性器が正面から見えてしまうんですね。
また、IラインとVラインの境目ができるので、見た目が不自然になることもあります。
「温泉で外性器が丸見えで恥ずかしい思いをした」「彼に指摘された」など、ネットでは後悔している声も多く見つかりました。
このような状態を防ぐには、Iラインは毛量を抑える程度にしてヘアを少し残しておくと自然な見た目に整います。
ハイジニーナ以外のデザインにするときは、IラインとVラインに境目ができてもいいのか、それとも自然につなげた状態にしたいのかを決めておきましょう。
Iラインは無毛のほうが経血や排泄物の付着を防ぐことができ、清潔に保てるメリットがあります。
しかし、見た目の不自然さで後悔する方もいますので、お手入れ前にきちんと検討しておきましょう。
2-2.VIOのお手入れ途中は毛がチクチクすることも
光脱毛やレーザー脱毛をする前には、必ずムダ毛を剃らなければなりません。
照射をしてムダ毛がスルッと抜け落ちるまで1週間から2週間くらいかかりますので、この期間は毛先がチクチクした状態で過ごすことになります。
また、照射後に新しく生えてきた毛がチクチク感じることもあるでしょう。
生えかけの状態はショーツから毛が突き出て不快に感じたり、人前に出ることを恥ずかしく感じたりする人も多いです。
お手入れの回数を重ねるごとに毛は薄く柔らかくなるので、徐々にチクチク感は減っていきます。
2~4回目くらいまでは、このような状態になることを覚えておいてください。
2-3.ハイジニーナを希望しない方でも一時的にツルツルになることがある
たとえば、自然に毛を残すナチュラルトライアングルやオーバルといった形を希望する方でも、最初の2~4回はすべてのムダ毛を剃ってから照射することが多いです。
何度か全照射することで毛質が柔らかくなるのと、毛量が減るので好きな形に整えやすくなるんですね。
毛量の多い方、毛が太い方はとくに何度か全剃りしてお手入れすると、ふんわりとした柔らかい感じに仕上がります。
そのためハイジニーナを希望されない方であっても、一時的にツルツルの状態にする必要があるのです。
2-4.後から形を変更するのは難しい
毛質を柔らかくしたり毛量を減らしたりするために全剃りする期間が終わったら、お好みの形に合わせてお手入れが始まります。
しばらくお手入れを進めた後に「やっぱりこの形は嫌だ」「ハイジニーナは止めたい」と思っても、すでに手遅れなことが多いです。
サロンは4~6回、クリニックは2~3回ほどお手入れをすると、元の状態に戻すことはできなくなります。
ある程度お手入れが進むと元どおりにすることはできないため、VIOの形選びは念入りに行いましょう。
とくにハイジニーナを希望されている場合は、すべての毛に照射するのでデザインの変更が難しいです。
3.VIO脱毛のメリット・デメリットを脱毛方法ごとにチェック
VIOを脱毛する方法3つ
脱毛サロンに通う
医療脱毛に通う
家庭用脱毛器を使う
どの方法でVIO脱毛をするか悩んでいる方は、これから紹介するメリット・デメリットを参考に選んでみてください。
3-1.脱毛サロンで脱毛する場合
メリット
1安い料金で脱毛できる
2医療脱毛と比べて痛みが少ない
近頃の脱毛サロンはさまざまなキャンペーンを行っているため、かなりお手頃な価格で脱毛を受けられることが多くなってきました。
学生でも通いやすい料金設定であることが多いので、どなたでも脱毛を始めやすくなっています。
また脱毛サロンで行われている光脱毛は、クリニックで受けられるレーザー脱毛と比べるとかなり痛みが少なくて済むのも特長です。
デメリット
1人気の脱毛サロンは予約が取りにくい
2スタッフにVIOを見られるのが恥ずかしい
脱毛サロンの中にはなかなか予約が取れず、一向に脱毛が進まないところもあります。
できるだけ早くキレイに整えたい方には大きなデメリットですよね。
また、施術時にVIOラインを見られてしまうのが嫌だと感じる方も多いです。
施術スタッフはもちろん女性ですし、施術中は紙ショーツを履いているものの、局部を見られることは避けられません。
3-2.クリニックで脱毛する場合
メリット
1脱毛効果が出るまでの期間が早い
2通う回数が少なくて済む
たとえばハイジニーナにしたい場合、医療脱毛であれば6~10回程度で脱毛が終了するのに対し、
脱毛サロンでは10~18回ほど施術が必要です。
脱毛サロンと比べると、最大で通う回数は半分近くにまで減らせるのは大きなメリットです。
デメリット
1痛みがかなり強い
2料金が高い
医療脱毛はサロン脱毛よりも痛みが強く、耐えきれずにお手入れを断念してしまう人も少なくありません。
料金も脱毛サロンと比べると高額で、その差は倍以上にもなることもあります。
また施術時はスタッフにVIOを見られるので、恥ずかしく感じることもあるでしょう。
3-3.自宅で家庭用脱毛器を使って処理する場合
メリット
1初期費用はかかるが、トータルで見ると安い
2自宅でできるので恥ずかしくない
家庭用脱毛器はおよそ5~8万円ほどで、種類によっては10万円近いものもあります。
しかし一度購入すれば繰り返しお手入れできるので、1回あたりの料金はサロンやクリニックよりも安く非常に経済的です。
たとえばブラウンシルクエキスパートの場合は、40万回もの照射が可能です。
これは全身脱毛24年分に相当するので、脱毛サロンや医療脱毛と比べるととてもお得ですよ。
自宅で好きな時間に脱毛できるので忙しい方でもお手入れしやすく、しかも誰にも見られずに脱毛できるので恥ずかしい思いもしなくて済みます。
デメリット
1IラインやOラインの脱毛は一人だと手間がかかる
2効果が出るまで時間がかかる
IラインやOラインは自分の目で直接見ることができないため、
慣れるまではお手入れしにくいこともあります。
大きめの鏡に映したり、やりやすい体勢を見つけたりすれば
少しは楽になるかと思いますが、手が届きにくい部位はやはりお手入れしにくいです。
また家庭用脱毛器は、安全性を考慮して脱毛サロンで使われているものよりも出力が弱めに設定されています。
お手入れも最初のうちは1週間に1度行う必要があるので、根気強く続けていかなければなりません。
4.VIO脱毛は自然な形で衛生的なナチュラルトライアングルが人気!
VIO脱毛は、自然な仕上がりになる
ナチュラルトライアングルが一番人気の形です。
わざとらしさがなく、
それでいて形をキレイに整えられるので男性受けも良いですよ。
最近では男性でもVIO脱毛をする人が増えたこともあり、清潔感を求めてハイジニーナを好む男性も多いですね。
アンダーヘアを整えれば生理時の蒸れも気になりにくくなりますし、
好きなデザインの水着やショーツも履きこなすことが可能です。
蒸れにくくなることで、
肌トラブルやニオイ、不快感を減らせるのもVIO脱毛のメリットと言えるでしょう。
アンダーヘアも今はおしゃれする時代です。
たくさんのメリットが期待できるVIO脱毛をして、快適な毎日を送りましょう!